2025年11月1日に岐阜市民会館で開催された政経文化セミナーにて小林鷹之 衆議院議員がスピーチされた内容になります。The Prince Academy株式会社の渥美が実際に現地で講演を聞き、それを要約した内容になります。
スピーチの冒頭の一部は内容が途切れている可能性があります。ご了承ください。間違えている場合や解釈が含まれているなど、修正箇所がありましたら、support@seino-prince.comまで、ご連絡いただけると幸いです。
noteにも同様の記事を作成しましたが、Google検索に表示されないされないため、こちらでも書いております。
概要
現在の日本の経済状況と、それに対する政府の政策、特に地方の活性化と成長戦略に焦点を当てたものです。
1. 経済対策と賃上げに関する現状
経済対策
医療・介護報酬の改定は政治決断として、今回の経済対策に確実に盛り込まれる必要があります 。特に公立病院の厳しい状況への対応が重要視されています 。
教育
与党で高校の授業料無償化について合意がなされ、来年度から効果が発揮できるようまとめることができました 。
中小企業と賃上げ
国は賃上げを推奨していますが、多くの中小企業や小規模事業者は、人手不足から防御的(防御的)に賃金を上げざるを得ない状況にあり、余裕があって上げているわけではない、との認識が示されています。
最低賃金と財政
政府は2020年代に全国平均1,500円という高い目標を掲げていますが、それを実現できる環境整備に全力を尽くすとともに、地方議員と連携し、中小・小規模事業者の現状をわきまえた、地に足のついた政策を行う必要があります。
財政方針
政府の考え方は責任ある積極財政であり、単なるばらまきではなく、戦略的な投資を通じて経済を成長させ、税収を増やし、財政・社会保障を強化していく方向性が重要です。
2. 成長戦略と技術を起点とした国力強化
地方の重要性
強い経済を作り、活力ある地方を作ることがポイントです 。地方の衰退を放置すれば、時間差で都市も衰弱し、結果的に日本全体が沈没することになります 。強い経済を作ることは、地方を強くすることと同義であると受け止められています 。
技術の役割
日本の成長の鍵は技術にあります 。技術で経済を強くし、経済と技術の強化が防衛力の強化につながり、さらに経済と防衛力の向上が外交力を強くします 。その結果、国際社会での日本の発言力と存在感が大きくなり、国益にかなうルール形成が可能になり、さらに経済力が高まるという、技術を起点とした好循環を回していくことが政治の役割です。
3. 戦略分野への国家のリスクテイク
成長投資の必要性
新たな政権のもと、日本を再び世界の中心に持っていくため、**戦略分野(AI、半導体、量子、バイオ、航空宇宙、サイバーセキュリティなど)**への投資が必要です。
公的支援の姿勢
現在、世界各国が国家の資源(お金や情報)を投入して勝負している状況下では、日本も民間任せにするだけでなく、国が最大限リスクを取って勝負していかなければなりません。
成功のためのビジョン共有
過去の失敗を反省しつつ、失敗しないためには、国と自治体と産業界が少なくとも10年先のビジョンを共有することが必要です。半導体産業ではこの方式が採用され、官民で投資を分け合い(当初は国がリスクを主導)、現時点ではうまくいっています。
4. 情報通信・エネルギーと安全保障
デジタル赤字
情報通信技術の分野では、毎年7兆円ものデジタル赤字が海外(主にアメリカ)に流出しており、富だけでなく、未来の富を生み出す源泉であるデータも海外企業に流れています。日本の独自サービスを育成し、リスクを取って挑戦する企業を応援する必要があります。
核融合エネルギー
エネルギー分野では、核融合(フュージョン)技術において日本は世界をリードする技術を多く持っています。これが成功すれば、日本がエネルギー輸入国から輸出国へ変わる可能性があり、エネルギーの覇権が資源保有国から技術保有国へ移る時代が来るかもしれません。この可能性は地元岐阜県にも存在します。
一次産業と安全保障
国を守ることは外交や安全保障だけでなく、一次産業も含まれます。農業は安全保障そのものであり、米については需要を増やしていくことで生産拡大を目指す仕組みが必要です。
林業
熊の出没対策(岐阜県ではドローン活用も言及)など、短期的な対応だけでなく、森や山のあり方、メンテナンスといった中期的な視点からの林業政策も重要です。
5. 最も重要な教育と人材育成
教育の重要性
最も重要なのは人づくり、教育です。
未来への備え
将来、不確実性が高まる世の中で、岐阜の子供たちが**「自分の頭で考え、自分の腹で決め、自分の意思で行動できる」人間力**のある人材になれるかが最大のポイントです。
本質を掴む力
理系人材を増やすことも良いが、一つの分野(物理、スポーツ、芸術、ものづくりなど)を徹底的に掘り下げる過程を通じて、専門知識だけでなく、**「物の本質を掴むような力、価値観」**を養うことが重要です。このような人間力を持つ人材の輩出が、未来の日本の国力を決定します。
6. まとめ
- 国政だけでなく、地方議員や党員、国民と意識を共有し、もう一度日本を世界の真ん中に立たせ、活力ある地方を共に作っていく、という決意が述べられています。
- 最後に、登壇した青年局長は、総裁選を経て地元の空気感が変わりつつあると感じており、「反転攻勢」として岐阜県内で仲間を増やしていく決意を表明し、「頑張ろう三唱」が呼びかけられました。
最後
小林鷹之議員のお話を伺い、心から感銘を受けました。「日本をもう一度、技術の力で強くする」という言葉に、胸が熱くなりました。
私は現在28歳で、経験も学びも道半ばですが、岐阜県大垣市をAI先進都市にしていくために、自分にできることを一つずつ、丁寧に積み重ねていきたいと思います。
AI・DX・サイバーセキュリティ・量子コンピュータ、これらの分野で地域とともに歩みながら、少しでも日本の未来を支える力になれるように頑張っていきたいと思います。
本音のひとこと
政治家の皆さんが寝る間も惜しんで、頑張ってくれているのに自分たちが任せきりはダメですね!一緒に大垣、岐阜県、そして日本を盛り上げていきましょう!
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2025年11月1日に岐阜市民会館で開催された政経文化セミナーにて小林鷹之 衆議院議員がスピーチされた内容になります。The Prince Academy株式会社の渥美が実際に現地で講演を聞き、それを要約した内容になります。
スピーチの冒頭の一部は内容が途切れている可能性があります。ご了承ください。間違えている場合や解釈が含まれているなど、修正箇所がありましたら、support@seino-prince.comまで、ご連絡いただけると幸いです。
noteにも同様の記事を作成しましたが、Google検索に表示されないされないため、こちらでも書いております。
概要
現在の日本の経済状況と、それに対する政府の政策、特に地方の活性化と成長戦略に焦点を当てたものです。
1. 経済対策と賃上げに関する現状
経済対策
医療・介護報酬の改定は政治決断として、今回の経済対策に確実に盛り込まれる必要があります 。特に公立病院の厳しい状況への対応が重要視されています 。
教育
与党で高校の授業料無償化について合意がなされ、来年度から効果が発揮できるようまとめることができました 。
中小企業と賃上げ
国は賃上げを推奨していますが、多くの中小企業や小規模事業者は、人手不足から防御的(防御的)に賃金を上げざるを得ない状況にあり、余裕があって上げているわけではない、との認識が示されています。
最低賃金と財政
政府は2020年代に全国平均1,500円という高い目標を掲げていますが、それを実現できる環境整備に全力を尽くすとともに、地方議員と連携し、中小・小規模事業者の現状をわきまえた、地に足のついた政策を行う必要があります。
財政方針
政府の考え方は責任ある積極財政であり、単なるばらまきではなく、戦略的な投資を通じて経済を成長させ、税収を増やし、財政・社会保障を強化していく方向性が重要です。
2. 成長戦略と技術を起点とした国力強化
地方の重要性
強い経済を作り、活力ある地方を作ることがポイントです 。地方の衰退を放置すれば、時間差で都市も衰弱し、結果的に日本全体が沈没することになります 。強い経済を作ることは、地方を強くすることと同義であると受け止められています 。
技術の役割
日本の成長の鍵は技術にあります 。技術で経済を強くし、経済と技術の強化が防衛力の強化につながり、さらに経済と防衛力の向上が外交力を強くします 。その結果、国際社会での日本の発言力と存在感が大きくなり、国益にかなうルール形成が可能になり、さらに経済力が高まるという、技術を起点とした好循環を回していくことが政治の役割です。
3. 戦略分野への国家のリスクテイク
成長投資の必要性
新たな政権のもと、日本を再び世界の中心に持っていくため、**戦略分野(AI、半導体、量子、バイオ、航空宇宙、サイバーセキュリティなど)**への投資が必要です。
公的支援の姿勢
現在、世界各国が国家の資源(お金や情報)を投入して勝負している状況下では、日本も民間任せにするだけでなく、国が最大限リスクを取って勝負していかなければなりません。
成功のためのビジョン共有
過去の失敗を反省しつつ、失敗しないためには、国と自治体と産業界が少なくとも10年先のビジョンを共有することが必要です。半導体産業ではこの方式が採用され、官民で投資を分け合い(当初は国がリスクを主導)、現時点ではうまくいっています。
4. 情報通信・エネルギーと安全保障
デジタル赤字
情報通信技術の分野では、毎年7兆円ものデジタル赤字が海外(主にアメリカ)に流出しており、富だけでなく、未来の富を生み出す源泉であるデータも海外企業に流れています。日本の独自サービスを育成し、リスクを取って挑戦する企業を応援する必要があります。
核融合エネルギー
エネルギー分野では、核融合(フュージョン)技術において日本は世界をリードする技術を多く持っています。これが成功すれば、日本がエネルギー輸入国から輸出国へ変わる可能性があり、エネルギーの覇権が資源保有国から技術保有国へ移る時代が来るかもしれません。この可能性は地元岐阜県にも存在します。
一次産業と安全保障
国を守ることは外交や安全保障だけでなく、一次産業も含まれます。農業は安全保障そのものであり、米については需要を増やしていくことで生産拡大を目指す仕組みが必要です。
林業
熊の出没対策(岐阜県ではドローン活用も言及)など、短期的な対応だけでなく、森や山のあり方、メンテナンスといった中期的な視点からの林業政策も重要です。
5. 最も重要な教育と人材育成
教育の重要性
最も重要なのは人づくり、教育です。
未来への備え
将来、不確実性が高まる世の中で、岐阜の子供たちが**「自分の頭で考え、自分の腹で決め、自分の意思で行動できる」人間力**のある人材になれるかが最大のポイントです。
本質を掴む力
理系人材を増やすことも良いが、一つの分野(物理、スポーツ、芸術、ものづくりなど)を徹底的に掘り下げる過程を通じて、専門知識だけでなく、**「物の本質を掴むような力、価値観」**を養うことが重要です。このような人間力を持つ人材の輩出が、未来の日本の国力を決定します。
6. まとめ
最後
小林鷹之議員のお話を伺い、心から感銘を受けました。「日本をもう一度、技術の力で強くする」という言葉に、胸が熱くなりました。
私は現在28歳で、経験も学びも道半ばですが、岐阜県大垣市をAI先進都市にしていくために、自分にできることを一つずつ、丁寧に積み重ねていきたいと思います。
AI・DX・サイバーセキュリティ・量子コンピュータ、これらの分野で地域とともに歩みながら、少しでも日本の未来を支える力になれるように頑張っていきたいと思います。
本音のひとこと
政治家の皆さんが寝る間も惜しんで、頑張ってくれているのに自分たちが任せきりはダメですね!一緒に大垣、岐阜県、そして日本を盛り上げていきましょう!
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