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AIを活用し、定量的に流行を調べる

AI活用 後期 マネジメントの「情報収集 マネジメント」より、AIを活用し、定量的に流行を調べるを解説。生成AI、AI活用、DX、業務改善を実践しながら学べるオンライン教材です。

第0節情報収集 マネジメントAI教材

OVERVIEW

この節で学べること

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項目内容
教材名AI活用 後期 マネジメント
章情報収集 マネジメント
節AIを活用し、定量的に流行を調べる
カテゴリAI教材
学習内容生成AI、AI活用、DX、業務改善を実践しながら理解するための教材です。

TABLE OF CONTENTS

目次

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CONTENT

ここから

1. 今日のテーマ

イベントを企画するとき、

「自分が面白いと思うから」

だけで企画を考えてしまうと、本当に人が集まるかは分かりません。

例えば、

  • 今、何が流行っているのか
  • どんな人が興味を持っているのか
  • どの地域で需要がありそうなのか
  • 人気は上がっているのか、下がっているのか
  • 似たイベントはすでに開催されているのか
  • どんな関連キーワードが伸びているのか こうした情報を調べることで、

「なんとなく面白そう」から「数字を根拠にした企画」

に変えることができます。

2. 今日のゴール

授業が終わるころには、次のことができるようになることを目指します。

  1. Google Trendsを使って流行を調べられる
  2. 人気が伸びているのか、下がっているのか確認できる
  3. どの地域で関心が高いのか調べられる
  4. 複数のテーマを比較できる
  5. 関連する検索キーワードから次の流行を探せる
  6. 実際に開催されているイベントを調べられる
  7. 調べた数字をExcelにまとめられる
  8. ChatGPTを使ってデータから新しい企画の視点を見つけられる

3. 今日使うツール

ツール使い方
Google Trends流行・人気の変化・地域差を調べる
Google検索ニュース・市場・競合を調べる
Peatix実際に開催されているイベントを調べる
Google Maps開催候補地域や周辺施設を調べる
e-Stat地域の人口などを詳しく調べたい場合に使う
Excel数字や調査結果を整理・グラフ化する
ChatGPTデータから仮説や企画のアイデアを増やす

4. なぜイベント企画に「データ」が必要なのか

例えば、

企画A

「最近、自分の周りでサウナが流行っているから、サウナイベントを開催する」

悪くはないと思うのですが

  • 本当に検索する人は増えている?
  • どの地域で人気?
  • 他にどんなイベントがある?
  • どんな言葉と一緒に検索されている? までは分かりません。

データを使うと

「サウナ」が気になる
↓
Google Trendsで調べる
↓
人気の変化を見る
↓
地域を見る
↓
関連キーワードを見る
↓
既存イベントを見る
↓
「サウナ × 音楽」の需要がありそう?
↓
イベント企画を考える

という大きな失敗を防ぐ流れが作れます。

5. 最初に「気になるテーマ」を決めよう

自分がイベントにできそうだと思うテーマを1つ選びます。

例

  • eスポーツ
  • K-POP
  • アニメ
  • VTuber
  • コスプレ
  • サウナ
  • キャンプ
  • ラーメン
  • スイーツ
  • カフェ
  • 古着
  • スニーカー
  • アイドル
  • 音楽フェス
  • ダンス
  • 謎解き
  • ボードゲーム
  • 映画
  • ペット
  • AI
  • 旅行
  • 地域イベント

自分の興味のあるテーマで構いません。


6. 最初に予想してみよう

調べる前に、自分で予想します。

QUESTION 1

このテーマは今、

  • 人気が伸びている
  • あまり変わらない
  • 人気が下がっている どれだと思いますか?
自分の予想:

____________________________

QUESTION 2

日本のどの地域で人気だと思いますか?

自分の予想:

____________________________

QUESTION 3

どんな人が興味を持っていると思いますか?

自分の予想:

____________________________

ここでは正解でなくても構いません。

あとで、実際の数字と比べます。

7. Google Trendsを使ってみよう

Googleで

Google Trends

と検索します。

Google Trendsでは、検索キーワードやトピックについて、時間による変化や地域による関心度の違いを見ることができます。地域別の数字は検索総数そのものではなく、その地域・期間におけるGoogle検索全体を基準にした相対的な人気度です。


STEP 1

  1. Google Trendsを開く。
  2. **「調べる」**を選択。

STEP 2

調べたい言葉を入力します。

例:

サウナ
K-POP
謎解き

STEP 3

候補に「トピック」が表示された場合は、目的に合っていればトピックを優先します。

Googleによると、「検索キーワード」は入力された言葉そのものを対象にし、「トピック」は表記違いや他言語など関連する検索をまとめて扱います。


STEP 4

条件を変更します。

地域:日本
期間:過去5年間
カテゴリ:必要に応じて選択
検索方法:ウェブ検索

9. まずグラフを見る

グラフを見て、

「なんとなく、どんな動きをしている?」

を考えます。

次のどれに近い?

  • 📈 長期的に上がっている
  • 📉 長期的に下がっている
  • ➡️ あまり変わらない
  • 📈📉 季節によって上下する
  • 🔥 最近急に伸びている

10. 急に伸びている場所を探す

グラフの中で、急に検索人気が高くなっている場所を探します。

例えば、

2026年7月ごろに急上昇している

など。

QUESTION

なぜ、この時期に増えたと思いますか?

自分の予想:

____________________________

まだGoogle検索はしません。

まず、自分で理由を考えます。

11. スクリーンショットをChatGPTに見せてみよう

Google Trendsのグラフをスクリーンショットします。

ChatGPTに画像を添付します。

ChatGPTへの質問

これは「〇〇」のGoogle Trendsです。

このグラフから読み取れる特徴を、
イベント企画を勉強している学生向けに
3つ教えてください。

特に、

・人気は伸びているのか
・特徴的な上昇はあるか
・イベント企画につながりそうなポイント

を考えてください。

画像だけでは分からないことは断定せず、
「追加調査が必要」としてください。

12. 自分とAIの違いを確認する

自分が気づいたこと

____________________________

ChatGPTが気づいたこと

____________________________

AIに言われて初めて気づいたこと

____________________________

重要なのは、

AIに答えを作ってもらうのではなく、自分だけでは見つけられなかった視点を増やすこと。

です。


13. 「どこで流行っているのか」を調べる

Google Trendsを下にスクロールします。

↓

「地域別のインタレスト」

を確認します。

Google Trendsでは、都道府県など地域ごとの相対的な検索関心を見ることができます。


14. Excelに記録する

順位地域関心度
1
2
3
4
5

15. 地域を見ると、イベント企画が変わる

例えば、

東京
大阪
愛知
福岡
北海道

で人気だったとします。

そうすると、

「東京でやる」

だけではなく、

「地方都市で需要があるのでは?」

という考え方もできます。

QUESTION

自分が予想していなかった地域はありましたか?

____________________________

QUESTION

もしイベントを開催するなら、どの地域を候補にしますか?

____________________________

理由:

____________________________

16. 似たテーマと比較してみよう

イベント企画では、

「何が人気か」だけでなく「どちらが人気か」

を見ることも重要です。

Google Trendsでは複数の検索キーワードを比較できます。


17. 比較テーマを考える

例えば、

サウナ
キャンプ
グランピング

または、

K-POP
アイドル
VTuber

または、

謎解き
脱出ゲーム
ボードゲーム

など

18. Google Trends比較マニュアル

  1. 現在の検索キーワードの横にある**「+ 比較」**をクリック
  2. 2つ目のテーマを入力
  3. もう一度**「+ 比較」**をクリック
  4. 3つ目のテーマを入力

19. 比較して考える

QUESTION

現在、一番関心が高いのは?

____________________________

QUESTION

一番伸びているのは?

____________________________

QUESTION

季節によって人気が変わるテーマはある?

____________________________

QUESTION

イベント企画にするとしたら、どれが気になる?

____________________________

20. 「関連キーワード」を見る

  1. Google Trendsをさらに下にスクロールします。
  2. **「関連キーワード」**を探します。

Google Trendsでは、そのテーマと一緒によく調べられる言葉や、急激に検索が増えている関連キーワードを確認できます。

ここはイベント企画では非常に重要です。


21. 関連キーワードからイベントを考える

例えば、

サウナ

を調べて、

関連する言葉として、

音楽
フェス
アウトドア
キャンプ

などが見つかったとします。

そこから、

サウナ × 音楽
サウナ × キャンプ

のように、

2つの興味を組み合わせたイベント

を考えることができます。


22. 「急上昇」を探そう

関連キーワードを、

「上位」

から

「注目」

に変更します。

急激に伸びているキーワードが見つかる場合があります。

QUESTION

自分が知らなかった言葉はありましたか?

____________________________

QUESTION

イベント企画に使えそうな言葉はありましたか?

____________________________

23. 実際のイベントを調べる

次は、

「検索されている」

だけではなく、

「実際にイベントが開催されている」

かを確認します。

ここでPeatixを使います。

Peatixでは、場所、カテゴリー、キーワード、開催時期、開催形式などを組み合わせてイベントを検索できます。


24. Peatix 操作マニュアル

  1. Googleで、
Peatix

と検索。

  1. Peatixを開く。
  2. イベントを探す
  3. 自分のテーマを検索。 例:
サウナ

↓

必要に応じて、

場所

を選択。

↓

開催されているイベントを確認します。


25. 競合イベントを3つ調べる

項目イベントAイベントBイベントC
イベント名
テーマ
開催地域
開催日
料金
内容
自分が気になった点

26. 「人気」と「競争」を考える

検索人気が高い

からといって、

必ずイベントを開催すれば成功する

わけではありません。

人気が高い
+
競合イベントが少ない

→ チャンス?

一方で、

人気が高い
+
競合イベントが非常に多い

→ 強い競争?

という可能性もあります。


27. Google Mapsも使ってみる

イベントでは、

何をするか

だけでなく、

どこで開催するか

も重要です。

Google Mapsで候補地域を検索します。


28. Google Maps 操作マニュアル

  1. Google Mapsを開く。
  2. 自分が候補にした地域を検索。 例:
名古屋 栄

周辺で、

イベント会場
ライブハウス
ホール
カフェ

などを検索

29. 周辺を見る

次のようなことを確認します。

  • 駅から近い?
  • 周辺に飲食店はある?
  • 似た施設はある?
  • 人が集まりそうな場所?
  • イベント後に立ち寄れる場所はある?

施設によってはGoogle Mapsに「混雑する時間帯」が表示されます。これは、十分な訪問データがある場所について、Googleが集計・匿名化された訪問情報から算出しているものです。

30. もう少し詳しく調べたい場合

ここから先は少しレベルアップです。

例えば、

「この地域には、そもそも若い人が多いの?」

を調べたい場合があります。

その場合は、

e-Stat(政府統計ポータル)

など、公的な統計情報を使います。

調べる例

  • 地域の人口
  • 年齢構成
  • 世帯
  • 観光
  • 就業者
  • 消費

授業中に全員がここまで行う必要はありません。

もっと深く調べたい人向けの追加調査です。


31. Excelに調査結果をまとめよう

ここまで調べた結果を整理します。

調査項目結果
テーマ
人気の傾向
急上昇した時期
人気の地域
比較したテーマ
一番伸びているテーマ
気になった関連キーワード
競合イベント
開催候補地域
新しく気づいたこと

32. Excelでグラフを作ってみよう

例えば、

地域別の検索関心度

をグラフにします。

Excel操作マニュアル

STEP 1

次のような表を作る。

地域関心度
地域A100
地域B85
地域C72
地域D61
地域E48

STEP 2

表全体を選択。

STEP 3

上部メニューから

「挿入」

を選択。

STEP 4

「縦棒グラフ」

または

「横棒グラフ」

を選択。


33. グラフをChatGPTに見せる

Excelとグラフが見える状態でスクリーンショットを撮ります。

ChatGPTに添付します。

プロンプト

私はイベントマネジメントを勉強している学生です。

「〇〇」というテーマについて調査し、
Google Trendsなどの結果をExcelにまとめました。

添付した表とグラフから、

1. データから確認できること
2. 私が見落としている可能性があること
3. イベント企画につながりそうなポイント
4. 次に追加で調べた方がよいこと

を教えてください。

データから判断できないことは断定しないでください。

34. AIと一緒に「企画の種」を作る

次にChatGPTへ質問します。

ここまで調べた内容を参考にして、
イベント企画のアイデアを5つ考えてください。

ただし、完全に新しく考えるのではなく、

・Google Trendsの傾向
・人気の地域
・関連キーワード
・実際に開催されている競合イベント

を根拠にしてください。

それぞれについて、

・誰向けか
・何をするイベントか
・どこで開催するとよさそうか
・なぜ需要がありそうか

を簡単に整理してください。

35. AIの企画をそのまま使わない

ChatGPTから5つ企画が出ても、

そのまま採用する必要はありません。

考えること

  • 本当に自分が面白いと思う?
  • 実際に開催できそう?
  • 他のイベントと違いはある?
  • データから説明できる?
  • 誰に来てほしい?
  • その人がお金を払ってまで来たい? AIは、

「企画を決める人」ではなく「考える材料を増やす人」

として使います。


36. 今日調べた情報を1つにつなげる

今日やったことを振り返ります。

興味のあるテーマを決める
        ↓
Google Trends
        ↓
人気の変化を見る
        ↓
地域を見る
        ↓
似たテーマと比較する
        ↓
関連キーワードを見る
        ↓
Peatixで競合を見る
        ↓
Google Mapsで場所を見る
        ↓
Excelで整理する
        ↓
ChatGPTと考える
        ↓
イベント企画にする

37. 企画書を作るとしたら

最後に、今日調べた内容を使って、

PowerPoint 1枚

でイベント企画書を作るとしたら

どんな情報を入れれば良いのでしょうか。

「この1枚を見れば、何を企画したいのか分かる」

状態を目指します。

第3回の授業でスライドを作りますので、今回はお話だけです。


38. 1枚企画書に入れるもの

最低限、次の項目を入れてください。

① イベント名

例:

夜のサウナ×音楽イベント


② 誰向け?

例:

20代のサウナ・音楽好き


③ どんなイベント?

1〜2行で説明します。


④ なぜ今やる?

Google Trendsなどで調べた数字を入れます。

例:

過去3年間で検索関心が上昇


⑤ どこで開催する?

例:

愛知県名古屋市


⑥ なぜその地域?

例:

Google Trendsで検索関心度が高かったため


⑦ 参考にしたデータ

最低1つ掲載。

例:

  • Google Trends
  • Peatix
  • Google Maps
  • e-Stat

42. 今日一番大切なこと

イベント企画で重要なのは、

「流行っているものをそのまま真似すること」

ではありません。

データを見て、

何が起きている?
↓
なぜ?
↓
誰が興味を持っている?
↓
どこで?
↓
他に何と組み合わせられる?
↓
どんなイベントなら面白い?

と考えることです。


43. AI時代のイベント企画

これからは、

「アイデアを思いつける人」

だけではなく、

「情報を集め、数字を読み、AIを使いながら企画に変えられる人」

が重要になります。

今日の授業では、

AIに企画を作らせるのではなく、AIとデータを使って、自分の企画を強くする。

という使い方を覚えていただけると幸いです。

FAQ

よくある質問

AIを活用し、定量的に流行を調べるは医療関係者向けだけの内容ですか。
医療分野の例が含まれる場合もありますが、医療関係者だけに限定した内容ではありません。生成AI、AI活用、DX、業務改善、プロトタイプ開発など、一般的なAI学習の事例として読める内容です。
AI初心者でも読めますか。
はい。AIをこれから学ぶ方、数学が苦手な方、仕事でAIを使いたい方にも読み進めやすいように、教材の章と節の流れに沿って整理しています。
サムネイル画像は必ず表示されますか。
はい。教材にcoverUrlが設定されている場合はその画像を表示し、未設定の場合は代替サムネイル画像を表示します。
AI活用 後期 マネジメントのほかの章も読めますか。
はい。教材トップから章立てを確認でき、前後の節へもページ下部のナビゲーションから移動できます。