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オリジナルゲームの骨組みを作る

AI活用と意思決定デザインの「ゲームルールデザイン入門:面白さの正体を見つける」より、オリジナルゲームの骨組みを作るを解説。生成AI、AI活用、DX、業務改善を実践しながら学べるオンライン教材です。

3ゲームルールデザイン入門:面白さの正体を見つける意思決定 / AI活用 / ChatGPT / Gemini / Claude

OVERVIEW

この節で学べること

概要を表示する
項目内容
教材名AI活用と意思決定デザイン
ゲームルールデザイン入門:面白さの正体を見つける
オリジナルゲームの骨組みを作る
カテゴリ意思決定 / AI活用 / ChatGPT / Gemini / Claude
学習内容生成AI、AI活用、DX、業務改善を実践しながら理解するための教材です。

TABLE OF CONTENTS

目次

CONTENT

ここから

1. ルールは部品で考える

「面白いゲームを作ってください」と言われると、かなり難しいです。

でも、ゲームを部品に分けると、考えやすくなります。

料理でいうと、いきなり完成品を作るのではなく、材料を並べる感じです。

ゲームの部品

部品考えること
人数何人で遊ぶか
目的何を目指すか
行動プレイヤーは何ができるか
得点どうやって点を取るか
リスク失敗すると何が起きるか
制限回数、時間、手札など
逆転要素負けていても勝てる仕組み
勝利条件どうなったら勝ちか

今日は、この中でも特に大事なものから決めます。

人数、目的、行動、得点、リスク、勝利条件。

まずはこの6つです。

全部を完璧にしなくて大丈夫です。

空欄があっても、あとで直せます。


2. 人数を決める

まず、何人で遊ぶゲームにするか決めます。

人数が変わると、ゲームの雰囲気も変わります。

人数向いているゲーム
2人対戦、読み合い、じゃんけん系
3〜4人サイコロ、カード、順位争い
5人以上パーティーゲーム、協力ゲーム、正体隠し風

今回の授業では、2〜4人で遊べるゲームがおすすめです。

人数が多すぎると、待ち時間が長くなります。

ワーク①|人数を決める

チームで相談して、人数を決めてください。

このゲームは、__人で遊びます。

決めるときのコツ

チェック内容
授業中にすぐ遊べる人数か
待ち時間が長すぎないか
全員が何かできるか
説明が複雑になりすぎないか

迷ったら、2〜4人にしてください。

一番作りやすいです。


3. 目的を決める

次に、プレイヤーが何を目指すゲームなのかを決めます。

目的がないと、プレイヤーは何をすればよいかわかりません。

目的の例

目的ゲームの雰囲気
一番多く点を取るわかりやすい対戦ゲーム
先にゴールするすごろく系
宝を集める探索ゲーム
相手より長く生き残るサバイバル系
チームで目標を達成する協力ゲーム
正体を当てる推理・会話ゲーム

初心者の方は、まずはこれがおすすめです。

一番多く点を取った人が勝ち。

シンプルですが、作りやすいです。

ワーク②|目的を決める

このゲームの目的は、____することです。

記入例

このゲームの目的は、3ラウンドで一番多く点を取ることです。
このゲームの目的は、相手より先に宝を3つ集めることです。
このゲームの目的は、制限時間内にチームで10点集めることです。

4. 行動を決める

次に、プレイヤーが何をできるかを決めます。

ここがゲームらしさの中心です。

行動の例

行動使いやすいゲーム
サイコロを振る運とリスクのゲーム
カードを引くイベントやアイテムのゲーム
数字を選ぶ読み合いゲーム
じゃんけんをする短時間の対戦ゲーム
進む/戻るすごろく系
攻撃する/守るバトル系
交換する交渉・駆け引き系
パスする今動くか待つか迷わせる

行動は多すぎると難しくなります。

最初は、1ターンにできることを2つまでにしてください。

ワーク③|行動を決める

プレイヤーは、自分の番に____できます。

記入例

プレイヤーは、自分の番にサイコロを振るか、アイテムを使うことができます。
プレイヤーは、自分の番に攻めるか、守るかを選べます。
プレイヤーは、自分の番に数字を1つ選んで出します。

行動チェック

チェック内容
何をするかすぐわかる
1ターンが長すぎない
選ぶ場面がある
迷いが生まれそう
道具が少なくてもできる

5. 得点を決める

次に、どうやって点が入るかを決めます。

得点は、プレイヤーの「やる理由」になります。

得点方法の例

得点方法内容
勝ったら1点わかりやすい
成功したら3点報酬が大きい
危険な行動ほど高得点迷いが生まれる
連続成功でボーナス盛り上がる
相手を止めたら得点駆け引きが生まれる
最後だけ得点が2倍逆転が起きやすい

初心者向けには、これが使いやすいです。

安全な行動:1点
危険な行動:成功したら3点、失敗したら0点

これだけで、かなりゲームらしくなります。

ワーク④|得点を決める

このゲームでは、____すると__点もらえます。

記入例

このゲームでは、安全コースを選ぶと1点もらえます。
危険コースを選んで成功すると3点もらえます。
このゲームでは、じゃんけんに勝つと1点もらえます。
ただし、攻めるを選んで勝つと2点もらえます。
このゲームでは、相手の数字を当てると2点もらえます。

6. リスクを決める

リスクとは、失敗したときに起きることです。

リスクがあると、プレイヤーは迷います。

「やるか、やめるか」を考えるようになります。

リスクの例

リスク内容
点が0になるわかりやすい
1回休み少し重い
手札を失うカード系に使いやすい
相手に点が入る対戦で盛り上がる
持っている点が半分になる強いリスク
次の行動が制限される戦略が出る

最初は軽いリスクで十分です。

おすすめはこの3つです。

おすすめリスク理由
失敗したら0点わかりやすい
失敗したら相手に1点対戦で盛り上がる
失敗したら次の番は安全行動だけ少し戦略が出る

ワーク⑤|リスクを決める

ただし、____すると____になります。

記入例

ただし、サイコロで1が出ると0点になります。
ただし、攻めるを選んで負けると、相手に2点入ります。
ただし、予想が外れると次の番は安全コースしか選べません。

リスクは強すぎると、誰も挑戦しなくなります。

弱すぎると、迷いが生まれません。

ほどよく怖い。

これが大事です。


7. 勝利条件を決める

勝利条件とは、どうなったらゲームが終わって、誰が勝つかです。

ここが曖昧だと、ゲームが終わりません。

勝利条件の例

勝利条件向いているゲーム
先に10点取った人が勝ち得点ゲーム
3ラウンド後に一番点が高い人が勝ち短時間ゲーム
ゴールに先に着いた人が勝ちすごろく
宝を3つ集めた人が勝ち収集ゲーム
最後まで残った人が勝ちサバイバル
チームで10点集めたら成功協力ゲーム

90分授業では、これがおすすめです。

3ラウンド行い、合計点が一番高い人が勝ち。

理由は、終わりが見えやすいからです。

長引きません。

ワーク⑥|勝利条件を決める

____した人が勝ちです。

記入例

3ラウンド後に、合計点が一番高い人が勝ちです。
先に10点取った人が勝ちです。
宝カードを3枚集めた人が勝ちです。

8. 3〜5分で遊べる形にする

ここまでで、だいたいゲームの形ができました。

ただし、授業で扱うゲームは短い方が良いです。

長すぎると、試して直す時間がなくなります。

短くするコツ

長くなる原因短くする方法
ラウンドが多い3ラウンドにする
点数が高すぎる目標点を5〜10点にする
選択肢が多すぎる2択にする
説明が長いルールを1つ削る
待ち時間が長い同時に出すルールにする

おすすめの形

人数:2〜4人
時間:3〜5分
ラウンド:3回
行動:1ターンに1つ
選択肢:2つまで
勝利条件:合計点が一番高い人

ワーク⑦|短くする

チームのルールを見て、長そうな部分を1つ削ってください。

削るルール:____
削る理由:____

記入例

削るルール:アイテムカードを3種類から1種類にする
削る理由:説明が長くなるから

増やすより、削る。

ここでゲームは締まります。


9. 説明を1分以内にまとめる

良いゲームでも、説明が長すぎると遊ぶ前に疲れます。

今回の目標は、1分以内で説明できるルールです。

1分説明テンプレート

このゲームは、__人で遊びます。

目的は、____することです。

自分の番に、____できます。

____すると点が入ります。

ただし、____すると失敗です。

最後は、____した人が勝ちです。

記入例

このゲームは、2〜4人で遊びます。

目的は、3ラウンドで一番多く点を取ることです。

自分の番に、安全コースか危険コースを選びます。

安全コースは、サイコロを1回振って出た目が点数になります。

危険コースは、サイコロを2回振って合計できます。
ただし、1が出たら0点です。

3ラウンド後に、合計点が一番高い人が勝ちです。

ワーク⑧|1分説明チャレンジ

チームの中で1人が説明します。

他の人は聞いて、チェックします。

チェック内容
1分以内だった
何をすればよいかわかった
点の取り方がわかった
失敗条件がわかった
勝ち方がわかった

1分を超えたら、ルールを削ります。

説明が短くなると、遊びやすくなります。


10. AI相談用メモを作る

次回は、今日作ったゲームをAIに相談します。

でも、何も整理せずにAIへ聞くと、ぼんやりした答えになりやすいです。

なので、今日はAI相談用メモを作って終わります。

AIに渡す材料

項目内容
作りたい体験どんな気持ちになってほしいか
今のルール現在のゲーム内容
困っていること弱いところ
欲しい案AIに何を考えてほしいか

AI相談用メモテンプレート

私たちは、3〜5分で遊べるゲームを作っています。

【作りたい体験】
____な気持ちになるゲームにしたいです。

【人数】
__人で遊びます。

【目的】
____することです。

【できる行動】
プレイヤーは、____できます。

【得点方法】
____すると、__点もらえます。

【リスク】
ただし、____すると、____になります。

【勝利条件】
____した人が勝ちです。

【困っていること】
今のルールの弱いところは、____です。

【AIに相談したいこと】
____を改善する案を3つ出してほしいです。

記入例

私たちは、3〜5分で遊べるゲームを作っています。

【作りたい体験】
最後まで逆転できて、友達同士で盛り上がるゲームにしたいです。

【人数】
2〜4人で遊びます。

【目的】
3ラウンドで一番多く点を取ることです。

【できる行動】
プレイヤーは、安全コースか危険コースを選べます。

【得点方法】
安全コースは、サイコロを1回振って出た目が点数になります。
危険コースは、サイコロを2回振って合計できます。

【リスク】
ただし、危険コースで1が出ると0点になります。

【勝利条件】
3ラウンド後に、合計点が一番高い人が勝ちです。

【困っていること】
逆転要素が少ないところです。

【AIに相談したいこと】
負けている人も最後まで楽しめる改善案を3つ出してほしいです。

今日のゴールチェック

ここまでできていればOKです。

チェック内容
人数を決めた
目的を決めた
行動を決めた
得点方法を決めた
リスクを決めた
勝利条件を決めた
3〜5分で遊べる形にした
1分以内で説明できた
AI相談用メモを作った

全部完璧でなくて大丈夫です。

今日の時点では、AIに相談できる材料ができていれば合格です。


今日のまとめ

ゲームを作るときは、いきなり「すごいアイデア」を考えなくても大丈夫です。

人数を決める。

目的を決める。

行動を決める。

得点を決める。

リスクを決める。

勝利条件を決める。

この順番で考えると、自然にゲームの形が見えてきます。

大切なのは、小さく作ることです。

3〜5分で遊べるくらいのサイズにすると、試しやすくなります。

試しやすいゲームは、直しやすいです。

ゲーム制作は、最初から名作を作る作業ではありません。

遊べる形にして、少しずつ良くしていく作業です。


次回やること

次回は、今日作ったAI相談用メモを使って、AIに改善案を出してもらいます。

ただし、AIの案を全部入れるわけではありません。

次回の大事な流れは、これです。

自分たちの案をAIに説明する
↓
AIから改善案をもらう
↓
採用・保留・不採用に分ける
↓
チームで選ぶ
↓
ルールを直す

FAQ

よくある質問

オリジナルゲームの骨組みを作るは医療関係者向けだけの内容ですか。
医療分野の例が含まれる場合もありますが、医療関係者だけに限定した内容ではありません。生成AI、AI活用、DX、業務改善、プロトタイプ開発など、一般的なAI学習の事例として読める内容です。
AI初心者でも読めますか。
はい。AIをこれから学ぶ方、数学が苦手な方、仕事でAIを使いたい方にも読み進めやすいように、教材の章と節の流れに沿って整理しています。
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