在庫・履歴・注文取消を確認する
この時間でやること
今回は、販売したあとの管理機能を確認します。
見る場所は3つです。
在庫
履歴
注文取消
商品を売ったあとに、在庫が減っているか。
販売履歴が残っているか。
間違えた注文を取消できるか。
ここまで確認できると、かなり実務アプリに近づきます。
今日のゴール
この時間のゴールは、これです。
在庫が減っていることを確認する
販売履歴を確認する
注文を取消する
取消後に在庫が戻ることを確認する
「売るだけ」ではなく、あとから確認できるアプリにしていきます。
1. WebアプリURLを開く
まず、前回デプロイしたWebアプリURLを開きます。
https://script.google.com/macros/s/xxxxxxxxxxxxxxxx/exec
画面に次のタイトルが出ればOKです。
グッズ販売受付
自分でタイトルを変えた人は、そのタイトルが出ていればOKです。
2. まず1件テスト販売する
在庫や履歴を確認するには、先に注文データが必要です。
まだ注文していない人は、1件だけテスト販売します。
商品を1つカートに追加
↓
受取金額を入力
↓
販売担当者を入力
↓
現金決済を確定
例です。
商品:クラス限定Tシャツ
受取金額:5000
販売担当者:山田
決済完了画面が出ればOKです。
3. 在庫画面を開く
画面のメニューから、次をクリックします。
在庫
商品ごとの在庫数が表示されます。
ここで確認することは、1つだけです。
売った商品の在庫が減っているか
たとえば、Tシャツを1枚売った場合、
30
↓
29
のように減っていれば成功です。
4. 在庫を手動で変更してみる
在庫画面では、在庫数を手動で変更できます。
たとえば、商品が追加で届いた場合です。
現在庫:29
↓
新しい在庫数:40
入力する場所は、次の3つです。
新しい在庫数
調整理由
担当者
例です。
新しい在庫数:40
調整理由:追加納品
担当者:山田
入力したら、ボタンを押します。
在庫を更新
更新後に在庫数が変われば成功です。
5. 在庫調整で大事なこと
在庫を変更するときは、理由を残すことが大切です。
なぜなら、あとから見たときに、
なぜ在庫が増えたのか
なぜ在庫が減ったのか
誰が変更したのか
が分からなくなるからです。
実際の仕事でも、在庫変更には理由を残すことが多いです。
このアプリでは、在庫を手動で変えると、
在庫調整履歴
に記録が残ります。
6. 販売履歴を開く
次に、メニューから次をクリックします。
履歴
ここには、これまでの注文が表示されます。
表示される内容は、だいたい次のようなものです。
注文番号
注文日時
注文合計
受取金額
お釣り
販売担当者
ステータス
注文が表示されていればOKです。
7. 明細を見る
履歴の中にあるボタンを押します。
明細を見る
すると、その注文で売れた商品が表示されます。
例です。
クラス限定Tシャツ × 1 ¥2,500
ステッカーセット × 2 ¥1,000
ここで分かることは、
その注文で、何が何個売れたか
です。
8. 注文を取消してみる
次に、テスト用の注文を取消してみます。
履歴画面で、次のボタンを押します。
注文を取消
すると、取消理由を入力する画面が出ます。
例です。
入力ミス
次に、取消担当者を入力します。
例です。
山田
最後に、確認画面が出ます。
問題なければOKを押します。
9. 注文取消後に確認すること
注文を取消したら、次の3つを確認します。
履歴のステータスが取消になる
在庫が戻る
取消履歴に記録が残る
たとえば、Tシャツを1枚売って在庫が29になっていた場合、取消すると、
29
↓
30
のように戻ります。
これができると、かなり便利です。
間違えて会計しても、データを整えられます。
10. スプレッドシートでも確認する
Webアプリだけでなく、スプレッドシートも確認してみましょう。
見るシートは4つです。
| シート名 | 確認すること |
|---|---|
| 商品マスタ | 現在庫が戻っているか |
| 注文サマリー | ステータスが取消になっているか |
| 販売明細 | ステータスが取消になっているか |
| 取消履歴 | 取消理由と担当者が記録されているか |
ここまで確認できれば、注文取消の流れは成功です。
ここで覚える大事な流れ
販売すると、データはこう動きます。
販売する
↓
注文サマリーに保存
↓
販売明細に保存
↓
商品マスタの現在庫が減る
取消すると、データはこう動きます。
注文を取消
↓
注文サマリーが取消になる
↓
販売明細が取消になる
↓
商品マスタの現在庫が戻る
↓
取消履歴に記録が残る
この流れが分かると、業務アプリの考え方がかなり見えてきます。
よくあるつまずき
| 困ったこと | 原因 | 対応 |
|---|---|---|
| 履歴に何も出ない | 注文をまだしていない | テスト販売を1件する |
| 在庫が減っていない | 決済が完了していない | 決済完了画面まで進める |
| 注文取消ボタンがない | すでに取消済み | ステータスを確認する |
| 取消できない | 理由や担当者が空 | 両方入力する |
| 在庫が戻らない | 画面が古い | 在庫画面を開き直す |
やってはいけないこと
初心者のうちは、スプレッドシートで直接ステータスを書き換えないようにしましょう。
たとえば、
注文サマリーの「完了」を手で「取消」に変える
これはおすすめしません。
理由は、在庫が戻らないからです。
注文取消は、必ずアプリの
注文を取消
ボタンから行いましょう。
ここまでできたかチェック
□ テスト販売を1件した
□ 在庫画面を開いた
□ 売った商品の在庫が減っていた
□ 履歴画面を開いた
□ 注文履歴が表示された
□ 明細を見るを押した
□ 売れた商品が確認できた
□ 注文を取消した
□ 在庫が戻った
□ 取消履歴に記録が残った
全部できていれば成功です。
ミニ確認
Q1. 売れた商品の在庫は、どの画面で確認できますか?
回答
在庫 画面で確認できます。
Q2. 過去の注文は、どの画面で確認できますか?
回答
履歴 画面で確認できます。
Q3. 注文を取消すると、在庫はどうなりますか?
回答
売れた分の在庫が戻ります。
Q4. 注文取消は、スプレッドシートを直接編集して行ってもよいですか?
回答
基本的にはおすすめしません。
アプリの 注文を取消 ボタンから行います。
今日のひとこと
アプリは、売るだけでは完成ではありません。
実際の仕事では、
間違えた注文を直す
在庫を確認する
あとから履歴を見る
誰が操作したか分かる
ことがとても大事です。
今回のアプリでは、そこまで体験できます。
「売って終わり」ではなく、管理までできるアプリになってきました。
まとめ
今回は、在庫・履歴・注文取消を確認しました。
やったことはこれです。
在庫を確認した
在庫を手動で調整した
販売履歴を見た
明細を確認した
注文を取消した
在庫が戻ることを確認した
取消履歴を確認した
次は、売上ダッシュボードを確認して、売上や販売数を見える形にしていきます。
